思春期早発による低身長の心配
娘が小学1年生のときに、胸が痛いと言い出しました。少し膨らんでいるように見えましたので、早すぎるのではないかと心配になりました。
娘は身長が大きい方ではありません。背の順では真ん中より少し前。発育のいいお子さんならまだしも、小さな娘に第二次性徴が来るのは、いくらなんでも早すぎます。
インターネットで調べてみると、思春期早発症という症状があり、治療が可能だとか。
近くの病院で内分泌の専門医がいるところを探し、早速受診しました。
検査内容は、血液検査と左手のレントゲンでした。
血液検査の結果、女性ホルモンが少し分泌されており、レントゲンを見ると年齢よりも1年ほど骨の成長が進んでいるとのこと。”真性思春期早発症”と診断されました。
思春期早発は、第二次性徴が早く始まる症状で、それ自体は大きな問題になるわけではないのですが、
身長の伸びが早く止まるので低身長になるということです。
このままだと150センチに届かないだろうという診断でした。母親の私は160センチありますので、てっきりそのくらいにはなると思っていましたから、大きなショックを受け、治療することを決心しました。
治療内容は、月に1度のリュープリン注射です。高額な注射ですが、保健所に申請すれば補助が受けられます。
あれから4年。娘は5年生になりました。胸の痛みは収まり、第二次性徴の兆しは完全に消えました。身長も順調に伸びています。
ペンネーム:デンツまん さん
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