成長期のケガ
私の母は、現在70代ですがその当時の人からすれば大きい方で、160cm以上あります。 当然、血を引いた私は、食生活の向上もあり、母よりは高くなると信じていました。 小学生の頃はバスケットボール、中学生になりバレーボールと身長が高くなりそうなクラブ活動に励んでいました。 ところが、中学1年生の2学期頃に、階段から転落し両足首をねん挫しました。足首に自分の全体重を乗せてしまった事で、軽いものとは言えない状態でした。 本来ならばしばらく運動は避け完治するまできちんとした治療を受けるべきだったのですが、当時の部活動は当然のように先輩からの厳しい指導(完全にいじめといえる範囲のもの)があり、ケガといえども長期的に休むことが許されず、無理をして続けていました。当然、完治するどころか、状態は悪化していきました。 痛みをかばう事で膝も悪くして、長時間足を曲げていられないほど、ましてや正座など全く出来なくなっていました。 結局、足は完治させることなく高校生になり、運動部に所属する事がなかったことで、日常生活に問題はなくなりました。 結果は母の身長は越すことなく、成人しました。 最も成長する時期に、ケガで関節や周辺の筋肉などを日常的に無理をさせた事は、身体の成長を阻害したのだと、根拠はありませんが私自身はそう思っています。 ペンネーム:ニッシー さん
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