もっとやっておけばよかった・・・


小学校の頃、私は同年代と比べてかなり身長が低く、

学校で背の順番で整列するときは、いつも1番目か2番目でした。

それでも、当時の私は背が低いことに喜びを感じていました。

大好きなかくれんぼでは、そんなところに隠れられるの?と

みんなからビックリされる場所に隠れることができたので・・・。

そんな私も、小学校5年生になったときに、

足だけは長くしたいと思うようになりました。

そこで私は足を伸ばすために、寝ているときにある工夫をするようにしました。

それは、ベッドの上から足だけを下に垂らすという方法でした。

私は寝るとき、弟と同じ部屋で2段ベッドを利用していました。

上の段が私で、下の段が弟でした。

その2段ベッドの横受けは格子上になっており、子供の足なら

余裕で外へ出すことが出来ました。足だけをそこから出して、

重力で引っ張られることで足が伸びないかと私は考えたわけです。

横向きで寝ることになりますが、足が外へ出ているので十分に

上半身を伸ばして寝ることができました。

その結果、どれぐらい経った頃か忘れてしまいましたが、小学校6年生に

なり、同年代の子よりも身長が伸び、背の順番が丁度真ん中ぐらいにくる

ようになりました。足だけ伸びたかどうかはわかりませんが・・・。

その当時はそれで満足し、それ以降は普通に寝るようになりました。

今を思えば、効果があったかどうかわかりませんが、

ずっと続けておけば良かったなと、後悔しています。

ペンネーム:長靴下のピッピ さん

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