子供時代は結構得していた

私は現在の身長は166cmです。でも子供の頃から周囲の子供より頭一つ分ぐらいは大きかったなあと記憶しています。小学4年で150cm、小学6年で160cmはありました。だけど中学になってからはあまり伸びなくなってしまいました。現在はヒールのある靴をいつも履いています。最高で12センチのヒールのものもありますが、さすがに危険なので履きません。
子供の頃は、「絶対170は欲しい」「最終的には175cmになる！」と信じて疑いませんでした。でも小学校6年間、男子女子いずれにも抜かされたことはないのが自慢です。
そんな私が身長が高くて得したことは、周囲の人達から結構大人っぽく見られたことでしょうか。小学校1年だったにも関わらず、小学3年生、あるいは4年生に間違えられたこともあって、周囲の大人の人達によく「大人っぽいねえ～」とか、「背が高くて羨ましいなあ～」と結構言われることが多くて、子供心に嬉しかったのを覚えています。だから、自然と「背が高いっていい事なんだ」って思うようになりました。

また学芸会などでは、私は物語においてちょっとしたキーマンになる脇役や、主役に抜擢されることが多かったです。私は小学2年の時に教科書や絵本でおなじみの魚の物語、「スイミー」を劇でやることになったのですが、何と「背が高いから」という理由で主人公であるスイミーに抜擢されたのです。ある意味、主人公はトップスターみたいなものですけど、嬉しかったです。おかげさまで、のびのびとスイミーをやらせていただきました。小学時代のハイライトともいえる思い出でした。