バスケ部のレギュラーになれた

小さい頃から同級生より頭一つ抜けていて背の順に並んだら常に一番後ろでした。中学入学時には180センチまで伸びていたのでバスケ部の顧問に目を付けられて無理やりのようにバスケ部に入部することになりました。元々運動系は好きではなかったのですが、バスケットは昔からミニゲームなどで遊んでいたし背が高いことですぐレギュラーになれるかなと思いもあったのです。

練習でメキメキ上達し一年ながら試合に出場する機会も増えてきました。上級生に交じっても背の高さでは僕の方が一番高いのでどうしても目立ちます。試合で選手交代して僕が出てくるとちょっとしたどよめきが起こるのです。

それからすぐにレギュラーの座を獲得し、地区の選抜メンバーに選出されました。高校もバスケの推薦で強豪校に入学し、そこでもレギュラーの座を獲得し、大学もバスケの推薦で入ることが出来ました。バスケの才能があった訳ではないですが、この身長のおかげで大学まで入れたので本当に良かったですし恵まれていたと思います。

ついでながらバスケの試合で活躍することで女の子から言い寄られることもあり、その中で一人と付き合う事が出来ました。身長の高いのは男にとって間違いなく有利です。親には感謝しています。