子供の身長を伸ばす為にしてきたこと

肥満体型だった私は小学生5年生の頃、急に身長が伸び出しました。
他の同級生達よりも小さかった私が、あれよあれよと皆の身長を抜いていくのです。
気が付けば背の順で一番後ろになって、なんだか違和感を感じたことを覚えています。

しかし私はその後全く身長が伸びなくなり、同級生達に次々と追い抜かれてしまいました。
いつの間にか再びクラスでは背が低い方になりました。

大人になってから知ったことですが、肥満体型の子供は思春期が早く訪れることが多いそうです。
身長の伸びというのは思春期以降低下するらしいので、伸ばす為の期間やチャンスが減ってしまっていた事を否定できません。
結局そのままの状態で背が低いことにコンプレックスを感じながら今日に至ってしまっています。

私の子供には同じ様な思いをさせたくありません。
遺伝があるのではないかと心配しながらも、小さい頃からとにかく牛乳を沢山飲ませました。
それと身長アップに繋がるというたんぱく質やカルシウム、亜鉛、マグネシウムを多く含んだ食事中心の生活。
更には私の様な肥満体型にならない様に、カロリーにも気を遣ってきたつもりです。

他には早く寝ることも必要だと知ったので、いつも出来る限り早く眠るように言ってきました。
テレビゲームよりもスポーツの楽しさを感じさせる取組もしてきたお陰で、我が家の子供は色々なスポーツに挑戦してもくれました。

子供の身長を伸ばすために長年これらをやってきた結果、高校生になった子供は私よりも身長が15センチ以上も高いです。
きっと思春期の到来を遅らせることに成功したのだと思います。
この結果を見て感じたことは、身長は遺伝が全てではないということ。
たっぷりの栄養と睡眠、運動、それに努力と取組によって背は高く出来るのだと思いました。