やっぱりカルシウムは昔も今も牛乳か?


昔から男の子って、牛乳を飲まないと背が大きくならないよ!と母親から言われて、それで牛乳を飲むことが日課になったという人が多いのではないでしょうか。

今は1日に摂らなければならないとされているカルシウム量は成人男女ともに600ミリグラムと言われています。それに対する牛乳に含まれるカルシウム量はというと、100グラムあたり110ミリグラムと意外に少ないのです。

そしてカルシウムの含有量が高い食べ物を調べてみると、桜えびやプロセスチーズが600ミリグラム以上含まれているほかに、面白いことを見付けました。

それは粉の状態で100グラムということなので、水分で溶かすとどれくらいの量の水分を取らなければならないかは分からないのですが、脱脂粉乳が1100ミリグラムと非常に高いカルシウム量が含まれているのです。

そのことから、戦後から1950年代から、遅い地域では1970年代まで学校給食で飲まれ続けた脱脂粉乳の栄養素であるカルシウムを、そのまま牛乳にも当てはめて、「牛乳にはカルシウムが多い」という説がそのまま引き継がれたのではないかと思ったりもします。

けれど昔から、朝起きたらそのまま冷蔵庫から牛乳パックを取り出し、パックごとガバ飲みしていた人は、背が高くなったというイメージは確かに自分の中でも強いです。

骨を強くするという意味でカルシウムを多く摂ることが推奨されている中で、桜えびがいくら美味しくたって、あの小さなものを100グラム食べるとなると結構な量になり、毎日食べきれるというものでもないので、やはり牛乳は一番カルシウムという栄養素を手軽に摂取できる食べ物であるというのは昔も今も変わらないと思います。

私もそんな牛乳を毎日飲み続けて、身長は178センチです。

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