牛乳たっぷりの朝食で身長アップに成功


小学校低学年のころは身長が高かったのですが、中学校に入学してからは徐々に成長速度が停滞していることを自覚させられました。バレーボール部に入部して毎日のように飛んだり跳ねたりしていたのですが、思ったように身長が伸びてはくれませんでした。

そのため運動による身長アップを期待することを諦め、カルシウムを大量に摂取して目的を達成しようと考えるようになりました。しかし、その際には大きな壁が立ちはだかっていたのです。

私は牛乳に対してトラウマを持っていました。小学校4年生になったばかりのころ、いつものように楽しく給食を食べていました。その際に、級友が私を笑わせようと渾身のギャグを連発してきたのです。耐え切れなくなり、当時想いを寄せていた女の子に口から牛乳を噴射してしまいました。そのときの苦すぎる体験のせいで、公の場で牛乳を飲むことが怖くなってしまったのです。つまり、中学校の給食時間内に牛乳を飲むことができないというハンデを背負っていたわけです。ですから、必然的に自宅で大量のカルシウムを体内に取り込む必要がありました。

さらにもう一つ、私には乗り越えなければならないハードルがありました。トラウマと重なって牛乳の味が苦手になっていたのです。生臭さが気に食わなかったのだと思います。それでも身長を伸ばすために考えぬいた末、毎朝甘いコーンフレークと牛乳を食べるという秘策を思いつきました。

1人前のコーンフレークを大量の牛乳で浸し、それを牛乳1パック分を使い切り全力で食べました。最初はお通じがよくなりすぎるというトラブルに見舞われましたが、持ち前の根性で乗り切り中学校を卒業するまで同じ朝食を食べ続けました。

高校に入学してからは学年で1番背が高い生徒として注目を集め、バレーボール部のエースアタッカーとして大学のスカウトから注目されるほどになったのです。トラウマに打ち勝ち牛乳を摂取した甲斐がありました。

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